こんにちは。
今日は「感情面」についてのお話です。
「感情面の話」と言われても「???」ですよね。
簡単にお話してみますね。
怒り、悲しみ、恐れ、喜び・・・などなど
私たちは色々な感情を日々感じて生きていますね。
・・・なのですが、
実は、本当にしっかりと感情を感じ切っている人というのは
ごくまれです。
本当の本当に、出てきた感情をそのまま感じるというのは
実はとても怖いこと、だったりします。
私たちは丸ごと感じると自分の心が壊れてしまう・・・と
予想し、100%ではなくて20%くらい、とか
50%くらい・・・という形で
その感情の「一部」を感じています。
いえ、「一部」だけでも感じていられるなら
それはすごい良い状態かも。
実はその感情を全部
「なかったことにしている」こともしばしばあります。
例えば、子供の頃に
親が怖い・・・と思った時、
そのまま「怖い」という感情を感じるのではなく
何もなかったことにして、「怖い」という気持ちや
その経験をなかったことにしてしまう・・・という感じです。
感情を感じないほうが平和に毎日が過ぎていくので
その感情は感じられないままに置いて行かれてしまいます。
でも、なくなったわけではなくて、
感じてもらえるまで、
そこにあるんですよね。
そして、いつの日か
「いい加減に感じてくれ~」という具合いに
体調不良や、心のアンバランスといった形で
表に出ようとし始めます。
というわけで、
感情を感じることって健康に生きるために
とても大切なこと。
(但し、感じても安全であるということが必要不可欠ですよ)
現代人は、感情面とのつながりが希薄になりがちだと思っています。
まずは自分の怒り、悲しみ、喜び等の感情とつながってみましょう。
どなたでも簡単にできるワークをご紹介しますので、
ぜひやってみてくださいね。
準備していただくのはお好きな画材と紙です。
色鉛筆でもクレヨンでも絵具でもなんでもOKです。
そして自分に聞いてみてください。
『今の気分は何色ですか?』
グルグルと丸を書くだけでもOKです。
お花とか風景とか、
何か描きたいものがあればぜひ描いてください。
毎日続けられない方は
思い出した時だけでもいいのでやってみてください。
「今日の気分は赤かな~、腹が立ってる!」とか
今日は青だな~何もおもしろいことがなかったなぁ」とか、
正確でなくてもいいです。
なんとなくこんな色かな・・・でOKですよ。
やっていくうちに段々と、
「色」とあなたの感情がつながっていきます。
「色」を通して感情を出す・・・
そして、自分がこんな気分の時は緑色をよく使っているな・・なんて気が付くことがあったら、少しずつ感情面とのつながりが強まっている証拠です。
少しずつやってみてくださいね♪